弊社では、写真のモーターアンプ一体型タイプは敢えて使用してません。理由は修理、メンテナンスの際に高額になるからです。先月、少なくない墜落が有りました。理由の多くは距離を見間違えての電柱、木などに接触後の墜落でした。
修理部品で交換が必要になるのは、モーターアンプです。ちょっとした墜落し、すぐにモーター停止コマンドを送り停止をしていればモーターアンプは交換しなくてもよいのですが、あわてて数秒間モーターが停止せずにいるとストレスがモーターアンプに残り、交換が必要になります。
最近他社製品でモーターとアンプ一体型を搭載している散布ドローンが多くみられます。
防水性は高いですが、モーターは、もともと防水ですので、水田に墜落しても洗浄すれば交換する必要が無いです。一方ストレスを受けたアンプは、飛行テストで暴走するケースが有る為、交換が必要になります。
モーターとアンプ一体型の場合、アンプだけの交換が出来ません。そのため修理費がかなり高額になります。
モーターアンプですが、メンテナンスで必ず交換をするドローンメーカーが多く、モーターアンプ一体型のドローンはメンテナンスの際に20万近い金額になる
お久しぶりです。ここ1ヶ月の注文が20台を越えて、忙しくしておりました。九州の方から、熊本の工房で購入した方から、譲り受けた散布ドローンの改良を依頼されました。
散布力が無くて使えない事を改善希望です。DJIポンプが付いております。ノズル4頭では使えません。DJIポンプは2個使用する必要があります。
弊社の4頭でも使えるポンプに変更。さらに自動散布を希望との事で、電源オフメモリーを取り付けました。
このドローンは、脚が短く、粒剤散布装置が使えませんが、知らずに購入されたようです。
先週、AgrasMG1Kを10台所有し散布請負をされている会社の方が来られました。
お問い合わせを頂く高度維持レーダーについてAgras MG1Kで使用しているか質問したところ、危険なので常にOFFにしているとのこと。
弊社で1年前にテストしたときに感じた事と同じでした。
レーダーは、レーザーではなく超音波式ですので、高さの測定は、農作物上面までとなります。農作物を透過して地面までの距離を測定出来れば使えるのですが、農作物までの距離となりますので、
葉が揺れると上下に動いてしまう
圃場の端で、急に上下に動いてしまうなどで、怖くて使えません。
今年、DJIより新たに前後左右の障害物を回避するレーダーシステムが販売されました。
前後で、もし鳥などが飛びますと急に進路を変えてしまいます。
余計な物は不要です。
AgrasMG1Kの安定性と弊社の安定性に違いは無い事が分かりました。
昨日から雨が続いております。
本日は晴れの予報。お昼から、岡山県、福井県より飛行体験に埼玉まで来て頂く予定です。
さて、散布ドローンの問い合わせ、受注が増えてきました。本日3台の出荷。
色々なメーカー、個人が散布ドローンを販売するようになりました。
その中で、弊社が1年前までOEM供給をしていた折り畳みの出来ない5L散布ドローン。OEMで作りながらも、折り畳みが出来ない不便さと、アームが折れやすい事に疑問を持っており、自社では取り扱いをしてませんでした。
アーム部が折れやすいです。
ちょっとしたハードランディングや、ヤマトでの発送中に折れることが頻繁にありました。お勧めできません。
先日も他社で購入した同タイプの調整を依頼されましたが、持込以外はお断りしました。
農業用ドローンで重要なパーツとしてバッテリーが有ります。
色々なメーカーを試し現在は、非常に良いバッテリーを取り扱っております。
バッテリーは、容量が大きい程長時間飛ぶとおもっていたのですが、色々試してみると、
容量16000mAhのバッテリーが他のメーカーの10000mAhより飛行時間が短い
5回ほどフライトすると飛行時間が3割落 劣化が激しい
入荷時に既に1セル壊れて使えない。購入先が中国で、クレームを言っても無視された
本来輸入規制があるため、輸入管理局で抑えられ輸出国に戻される
など苦労しました。
現在のバッテリーの性能は、色々調べた結果従来比2倍近い飛行時間、数十回使用しても劣化しない良いものです。
https://youtu.be/X3TtTYHEgmA
以前に導入を検討して辞めました、薄い軽量タイプの10L散布ドローン用モーター。最近は、ネットで見かけなくなりつつあります。
よいと思った点は、
軽量
アンプも含めた防水性
価格が安い
デメリットは、厚みがなく軽量に出来ているために放熱性が非常に悪い点です。昨年は熱による墜落事例が3件当社のお客様でありました。放熱性は非常に大切です。
モーターのトルクはモーターの大きさに比例するため、パワーも小さいです。
未だに採用している会社害が音多い。
最近問い合わせが多いDatalink3。
出来ることと出来ないことを再度書きます。弊社としてはお勧めしておりません。 特に日中タブレットの表示が非常にみにくいです。Ftabaの送信機で出来ないことが出来る
1、飛行中の地図上での表示。
2、レーダー 高度維持機能を使った場合のレーダー ON OFFの切り替え
3、スマートモード(AB自動飛行)の速度設定
4、インテリジェント(地図上での散布範囲を自動で行う
5、インテリジェントモードでの障害物(電柱、木など)の設定
出来ないこと
マニュアル、マニュアル+モードでの散布の際のブレイクポイントを表示させた状態で再度飛行すること
(画面がリセットされます)
電源オフ後のブレークポイントからの復帰再稼動にかんて
電源オフメモリーモジュールを別途購入する必要があります。8000円。
散布ドローンのフライトコントローラー DJI N3AGのソフトが新しくなり、格段に高度維持精度が上がったことは先にお話しました。一方、DJI Radar (一般に、ポンプ、AMUとともに販売されています)を付けたことで、思わぬ事態になりました。
AB自動散布(スマート)モードでのフライトテスト。突然20Mちかっく上昇。何か設定が必要だったのか未だに不明。設定値は、2.5Mにしておりましたし、レーダーの稼動範囲は、1.5Mから3.5Mまでです。
びっくりビデオは此方
https://youtu.be/2O9wBHP9nNs
レーダーを切って再度飛行すると正常に、しかも高度をしっかり保って飛行。余計なものは付けないのが良いです。ちなみに、DJIポンプは、圧力が弱すぎて使い物になりませんでした.
DJIのプロポでスマホ、タブレットで完全自動で散布が出来る。またミリ波レーザー高度維持機能で起伏のある場所での散布が出来ます。
購入してテストした結果、まだ色々問題がありましたので、見送り。
タブレット、スマホは、iPhon,iPadが使える使用になっていない。空撮用でしたらiPadは実用的ですが、基本的にアンドロイド端末専用。
アプリの更新時に使えなくなるトラブルが発生 これはDJIでよくある話
タブレット、スマホは、夏の太陽の元では、暗い、過熱するなどトラブルが多発しております。DJI専用タブレット13万ならお勧め。
ポンプがDJIのポンプ専用。このポンプは、パワーが小さく2頭用
DJIのAgrasは、4頭ですが、2個ポンプを搭載しています。
魅力は、ミリ波レーザー高度維持。当社では、先ずは、単純なドローンの普及に注力。
世の中に普及し始めた散布ドローン。散布ドローンに使えるパーツが色々登場しました。
その中で、使えそうに見えてテストすると使えないものが有ります。
今日は、モーター、モーターアンプ、モーター台座、LED表示が一体となっている商品、Hobbywing X8 integrated style Power System XRotor PRO X8 motor 80A ESC 3090
商品説明は、http://www.hobbywing.com/goods.php?id=594
価格も安く、防水。
テストして直ぐに気づくのは、モーター、アンプの過熱がひどい。 1フライトで手で触れないくらい高温になりました。
水をかけることが出来るので毎回水で冷やすのでしたら使えます。
とても残念です。Hobbywingはモーターメーカーではなく、アンプメーカーなので、仕方が有りません。次のバージョンに期待。
日本でも他社で既に使用しているようですが、危険だと思います。